修理速報
全く電源のつかないARROWS、データを抜き出すためにバッテリーを移植しました
[2020.02.21] スマホスピタル米子
スマホが突然起動しなくなってしまい、
バックアップを取っていなかったら、
データを諦めなければならないということに
なりかねません。
バックアップをとっておく癖をつけておきましょう。
スマホのストレージはどんどん大きくなっていますので
バックアップもどうやってとるかは考えなければなりません。
スマホスピタル米子のお勧めはクラウドを使った
バックアップ。クラウドストレージを必要量契約しておけば
安心!月額定額のサブスクリプションサービスがほとんど
でしょうが、これからはクラウドに限らず少額の
サブスクリプションサービスがどんどん増えるでしょう。
スマホスピタル米子もクラウドストレージについては
いくつか提案できることもありますのでご相談下さい。
でも、もしもバックアップを取っていなかったらどうするのか。
何とかデータを抜き出す方法を考えなければなりません。
例えば起動しない原因がバッテリーであればバッテリー交換ですね。
なかなか部品が手に入らない機種は同じ端末から移植が有効
今回依頼があったのは富士通ARROWSのF-01F。
6,7年前の機種ですからかなり古いですね。
スマホが起動しなくなったけど何とか
データだけでも抜き出したいということで
相談がありました。
充電ケーブルをさすと通知ライトは光るので
基板が完全にダメになっているということは
なさそうでした。おそらく、経年劣化で
バッテリーが全然溜まらなくなってしまった
のでしょう。
しかし、この機種はかなり古いということもあり、
なかなか部品が見つからない状態。
最も簡単に部品を手に入れる方法が、
同じF-01Fを丸ごと入手するということでした。
問題なく動くF-01Fからバッテリーを
移植することで起動させるという作戦です。
ARROWSはプラスチックカバーが基板を
覆っているような作りが多く、まずは
ガバッとカバーを外します。
基板の下にバッテリーが潜り込んでいますので
基板を取り外してバッテリーを外します。
ドナー端末と実際に復活させたい端末と2台の
F-01Fに同じ作業をすればバッテリーが交換
できるという訳です。データ領域は基板に
ついているので基板を交換するというやり方も
できます。どちらのスマホで操作したいかで
バッテリーと基板、どちらを移し替えるか
お好みですね。
バッテリーを交換すれば無事起動しました。
これでゆっくりとデータバックアップがとれます。
バッテリー交換だったり、基板修理だったり
データの取り出し方は色んな方法があります。
スマホが壊れて操作できないからとデータを
諦めずにご相談ください。
050-3785-2317
鳥取県米子市旗ヶ崎2021-7(有限会社福井事務機内)
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