修理速報
スマホの水没、気になっても動作を確認してはいけない理由とは?
[2019.11.01] スマホスピタル米子
電気と水が合わさると危険であるということはよく知っていますよね?
スマホはリチウムイオンバッテリーから電気が流れているので
水がついていると大変なことになってしまうことも?!
でも水没してしまったら壊れていないか確認したくなりますよね。
その不安な気持ちに打ち勝ちましょう。水没したら絶対に操作してはいけません。
濡れた機械は壊れるモノ
水没したスマホをなぜ操作してはいけないのか、
それは、壊れていなかったとしても、操作が原因で壊れるから。
今回の事例はAndroidのHuawei nova lite2。
水没させてしまった後に操作をしていたら
突然画面が消えてしまってまったく動かなくなってしまった
ということでした。
水没した場合は、本体の内部までしっかり水が入り込んでいます。
解体して基板が見えるようにする必要があります。
開けてしまえば基板と各パーツのコネクターが見えるようになります。
シールドが乗っかっていて見にくい部分もありますが
これがスマホが動く仕組みの全てなのです。
さて、考えてみましょう。
バッテリーが繋がっているので基板も含めて色んなパーツに
電気が流れるようになっています。
マンガやアニメで見たことあると思いますが、
水に電気を流すとビリビリとホネが見えるような描写がありますね。
あんなことにはなりませんが、電気が流れるとショートを起こします。
基板の上には非常に小さなチップやコンデンサーなど、
重要なパーツがたくさんあり、もちろんそれらにも電気が
流れています。もし濡れた状態で電気が流れたらどうなるでしょう。
ショートしてしまって部品が壊れ、電気が流れない、動かない
ということになってしまうのです。
ですので水没したら、すぐに電源を切って、電気が流れないようにしてから
乾燥・水没復旧ができるスマホスピタルに駆け込みましょう。
基板が壊れてしまっていては直りませんが、
基板が無事なら、水没復旧処理、必要に応じてバッテリーや各パーツの
交換で起動するようになります。そうすればデータだけでも取り出すことは
できますからね。
スマホを水没させてしまっても慌てず適切な対処をして
すぐに修理店にもっていきましょう。
050-3785-2317
鳥取県米子市旗ヶ崎2021-7(有限会社福井事務機内)
スマホスピタル米子
