修理速報
防水仕様のないiPhone6sが水に浸かって動かない、水没しても動くの?
[2019.09.05] スマホスピタル米子
夏休みも終わり、学生さんは学校が始まって数日たちました。
夏の間にしっかり遊んで、再び学業に励むことになってしまって
ガッカリしている人も多いでしょうが(笑)、夏休み中に
スマホを壊したりしていませんか?
壊れたままの人は、休みの日にでも修理をご依頼ください。
よりひどい故障になってしまう前に予防しましょう。
落とした先は水の中、動かなくなったけど何とかして!!
水遊びの時期も過ぎ、水没の相談が減り始めているのですが、
日常生活と水は切り離せませんので、いつでも水没の危険があります。
家では、風呂やトイレ。他にもいろいろです。
夏休み終了間際の学生さん、学校が始まる直前になんとiPhoneを水没させてしまいました。
慌てて水の中から拾い上げましたが、画面は真っ暗、動く気配がありません。
で、水没させてしまったその日にスマホスピタルに修理の依頼を。
水没後すぐに修理依頼というのは非常にいいことです。復旧率は上がります。
水没させたiPhoneは解体して洗浄と乾燥。この2つに取り掛かるまでの
時間がとにかく重要なのです。早速解体。
緑で囲まれたところ、これが水没反応マーカーです。白は正常、水没すると赤に。
あれ?片方だけしか赤になっていないですね。
解体してみると、水滴はほとんど見当たりませんでした。
iPhoneは薄い端末にいっぱいいっぱいに部品が敷き詰められています。
中がほぼ真空状態なのでしょう。水に落としても、空気がでて水が入る
ということになりにくい作りになっているみたいです。上の方がちょっと浸かって
すぐに取り上げたのか、ほんの少しの浸水で済んだようです。
分解すると、画面パーツ、そしてバッテリーの下にわずかな水滴がついているだけでした。
基板は念のため洗浄乾燥をしましたが、どうやら、わずかな水分でも画面パーツだけは
液晶への侵入もあったのか全く動かなかったので、画面パーツのみ交換しました。
画面交換で使える状態にはなりましたが、起動時に基板の一部がかなりの熱をもつ
ようになっていました。年数経っているようですので、経年劣化もあるでしょうが
水没も理由でしょう。動作確認中にどんどん熱くなるということには、まだなりませんでしたが
これからどうなるか分かりません。友人との思い出を残すためにもすぐにバックアップを取る
ように伝えました。
スマホスピタルの水没復旧修理は、データを取り出せる状態にすることを目的としています。
水没は完全に直ることはありません。復旧後、いつ故障するかは分からないのです。
ですので、今回のように動くようになっても、基板が熱を持ちすぎるという状態に
いつかはなる可能性があるのです。使える限り水没スマホを使うというのは結構ですが
必ず復旧したらすぐにバックアップを取るようにしてください。
せっかく復旧したのに、またすべて失うということがないようにしましょう。
050-3785-2317
鳥取県米子市旗ヶ崎2021-7(有限会社福井事務機内)
スマホスピタル米子
